【学校別の検査】について
二日目の学力検査の後、各高校が定める検査が実施されます。主な内容は次の4つです。
① 面接 ② 自己表現 ③ 適性検査 ④ 小論文/作文
多くの学校はこのうちの一つを実施しますが、2つの検査を併せて実施する学校・学科もあります。また、学校別検査の配点がわずかな学校もありますし、逆にかなり高い配点を割り振る学校もあります。
自分が受験する学校がどのような検査を、どのような比重で実施するのかを必ず確かめてください。
① 面接
もっとも多くの高校が実施しています。集団面接と個人面接とがあります。
② 自己表現
主に部活動の「実技」をもって自己アピールします。サッカー部志望の子がミニゲームを行なう、吹奏楽部志望の子がフルートを演奏する、などです。
部活動入部を志望しない、あるいは自分の部活動が高校が指定する「実技」に含まれない場合は、スピーチや作文で自己PRします。
配点によっては、部活動をやっている子が有利になる可能性が高い検査です。
③ 適性検査
専門学科の学校が、その学科に対する適性があるかを検査します。
例:千葉女子【家政科】…与えられた指示に従って裁縫(60点)
④ 小論文/作文
与えられたテーマについて、500~800字程度の作文が課されます。
例:千葉東 …作文(10点) 市立千葉 …小論文(10点)
※※
⑤ 「思考力を問う問題」
令和4年度入試より新しく実施されます。今回は県立千葉高校のみが採択。学校独自問題ではなく、県が作成する国数英3科が一体化した試験です。より論理的な思考力、表現力が問われる内容になっています。
■ 国語・数学・英語 あわせて60分
■ 100点満点
■ サンプル問題(08/31公表)