漢検8級~5級では、音読み・訓読みの区別が聞かれます。
窓口(まどぐち)
読み方は、①と②のどちらでしょうか。
①音と訓 ②訓と訓
窓 まど は訓読み。
耳で聞いて意味がすぐ分かるのが訓読みです。
窓 そう は音読み。
例;車窓(しゃそう)
聞いただけでは意味が分かりにくいのが音読みです。同じ読みの漢字がたくさんあります。
口 くち は訓読み。
口 こう・く は音読み。
例:口頭(こうとう) 口調(くちょう)
問題の答えは②です。
でも、こんな問題もあるので注意!(2019年 5級で出題)
茶柱(ちゃばしら)
読み方は、①と②のどちらでしょうか。
①音と訓 ②訓と訓
茶(ちゃ)も 柱(はしら)も聞いて意味が分かります。でも答えは①なんです。
「茶」には「ちゃ(さ)」という読みしかありません。
もともと日本にあった言葉は訓読みで、中国から漢字といっしょに入ってきた読み方が音読みです。
茶は日本にはない植物だったので、音読みしかありません。「菊」(きく)もそうです。
まぎらわしい漢字を3つ。
肉(にく) 駅(えき) 席(せき)
これらはすべて音読みです。
読み方が一つしかない漢字 = 音読み と覚えましょう。
あとは、今みたいに問題に出てきたときにしっかり覚えていけば大丈夫です。
頑張りましょう!